先日のスピーチは、CLTについてスタッフから聞きました。 CLTとは、クロス・ラミネイティド・ティバーの略で、 日本農林規格(JAS)での名称は、「直行集成板」と言います。 CLTは、板の繊維方向が各層で互いに直行するように重ね、 接着した厚型パネルのことを示す用語です。 特性としては、直交積層のため寸法安定性が得られます。90~210mm程度の厚みが一般的で、 断熱性に優れ、大判のパネルとして利用することで、耐震性を確保することが出来ます。 CLTパネル工法のメリットは、①壁面で建物を支える構造のため、 施工が容易で頑丈です。 ②施工がシンプルであるため工期の縮減が可能です。③コンクリートより軽いため、 建物全体の重量も軽くなり、 基礎工事等の簡素化が可能となります。 この他、大胆な持出しが出来たりと夢の材料と言われてます。 また次のようなデメリットもあります。①価格がまだ高めです。 ②現時点ではCLTジョイントの金物が隠せない為、仕上に限界があります。 ③配管・配線スペースがありません。などなど... これまでの材料になかった新しい木質構造用材料ですので、 今後の動向が注目されます。
真っ赤なザクロ
最低気温が10度近くまで下がる日が増えてきました。 昼と夜との温度差があるので、油断して薄着でいると、とても寒いです。 この時期恒例となっている伊藤設計のザクロ。 様子を見てみると、パッカーンとザクロが見事に開いていました。 今年は真っ赤な実が太陽の光でキラキラしています。 きれいな赤色ですよね。 きれいな実が見れてよかった!! ザクロの実を見ていると、1.5mほどの高さの枝にカマキリの巣を見つけました。 昔からカマキリの巣の位置が、地面からの高さによって その年の積雪の高さを想定することをよく聞きますね。 アルプスはまだ雪の気配は感じられませんが、冬支度は早めにしたほうが安心ですね。
明南小学校体育館非構造部材耐震化 【耐震補強】
明南小学校体育館非構造部材耐震化工事 竣工
明南小学校体育館非構造部材耐震化工事が竣工を迎えました。 耐震化するためにアリーナの既存の吊り天井を撤去し、直付け天井に改修しました。 また、照明器具をLED照明に新しく設置しました。 外壁においては、クラック補修、タイルの浮き補修を行いました。