上を向いて歩くと、普段気が付かなかった建物や風景など、新しい発見がたくさんあります。 下を見ても、普段気が付かなかったものがあります。 今週のスピーチで、下も見て歩いてみようと題してスタッフがマンホールの蓋の話をしてくれました。 マンホールの蓋は、シンプルな模様もあれば、カラフルなものもあり、市町村の 独自のマンホールの蓋を目にすると思います。 スタッフが見たマンホールの蓋には、各市町村のイメージを表していて、 花・鳥・魚・山・川・キャラクターなど描かれており、地名が書かれているため、 自分がどの街にいるのか確認できます。 また、松本市は「まつもとてまり」が描かれたマンホールの蓋が松本駅近くにいくつかあり、蓋は何色かあるようです。 マンホールの蓋は、昭和33年にJIS規格が制定されています。 蓋の模様も長い期間JIS模様が使われていたそうですが、昭和60年代に建設省公共下水道課建設専門官が、下水道事業のイメージアップや市町村アピールのため、オリジナルデザインマンホールを提唱したことから、独自のデザイン化が進んでいるようです。 スタッフのお気に入りのマンホールは花とカッコウが描かれたマンホールだそうです。 マンホールの絵の写真を撮られるてコレクションする人もいると聞いたことがあります。 ぜひみなさんも足元にも目線を下げてみてください。 そして、自分がどこの町にいるかわからなくなったら、マンホールを探してみてください。 きっと、マンホールが教えてくれますよ。
松本警察署 四賀駐在所 【公共施設】
名 称: 松本警察署 四賀駐在所 所在地: 松本市会田 構 造: 木造(W造) 階 数: 地上1階 延床面積: 133㎡ 竣工日: 2016年3月 ◇実施設計と意図伝達業務を行った物件になります。
松本警察署 四賀駐在所 竣工【公共施設】
松本警察署四賀駐在所が竣工を迎えました。 敷地は2本の主要道路が交差する角地です。 そこに木造平屋建で実施設計と意図伝達業務を行いました。 住民が気軽に立ち寄れるように明るく、親しみの持てるデザインとなっています。 変形敷地で傾斜していること、また既存駐在所を存置したまま工事をするという条件のために 配置や平面計画、床レベルの設定等に苦労しました。 関係者の皆様のご尽力によって、無事竣工しました。
右と左の関係
皆さんひな人形を思い浮かべてください。 お内裏様とお雛様は右と左、どちらにいますか? 先日のスピーチで、スタッフが雑誌に掲載された右と左の関係について話しくれました。 お雛様は関東と関西では左と右が違うそうです。 ご存知でしたか? 右と左にあるものと言って思いつくのは、寺院の入口の門の左右に立つ仁王像、狛犬など、 その他に表彰台の2位と3位が左右違うところもあるとか・・・ 誰かに右と左どっち?と優位になる左右を聞かれてわからなかったことはありませんか? 何気なく見ている光景の中にも右と左、地域によってもそれぞれの意味を持ち、 違っているようですよ! 北に座り南を見ると左手が東、東から日が昇るほうが優位ということで、 東や左というのが上位を表すそうです。 所説あるそうですが、右と左の関係について、なるほど!っと思うお話でした。 言葉にも「その人の右に出る人はいない」、「左遷」など、 右と左には様々な分野でその地域での説が関係しているようです。 西洋でも似たような説があるそうですよ。 ぜひ、右と左という言葉を聞いた時には注目してみて下さい。
朝日村かたくりの里 【福祉施設】
(外 観) (左:玄関、右、デイルーム) (左:地域交流多目的スペース、右:タタミコーナー) 名 称: 朝日村かたくりの里 所在地: 長野県東筑摩郡朝日村 構 造: 鉄骨造(S造) 階 数: 地上1階 延床面積: 550㎡ 竣工日: 2016年3月
建物は使われて初めて意味がある
先日、スタッフのスピーチで、プロポーザルやコンペを行う時に感じた事と題して、 プロポーザルやコンペに対するスタッフが思う姿勢や考えを話しくれました。 お客様に建物を提案する上で、見た目のデザインというのも、 イメージを伝える大切なことだと思います。 しかし、デザインだけではなく、その建物に従事する人や、 利用される不特定多数の方々が何を求めているかを十分に理解し、取り組む姿勢が大事。 「建物は使われて初めて意味がある」 この言葉を聞いて、当然というば当然ではあるけれども、再びハッと気づかされました。 私たちが毎日過ごす家や会社、施設を大切にして、 建物のある暮らしに感謝しながら日々研賛に努めたいと思います。
朝日村 かたくりの里 竣工 【福祉施設】
朝日村にあるかたくりの里が竣工を迎えました。 21年前に開所した当社設計の老人デイサービスセンターを地域交流拠点施設に用途変更するために改修し、同一敷地内に新たに老人デイサービスセンターを設計しました。 老人デイサービスセンターは災害時の避難施設としての利用も想定されていることから、蓄電設備を備えた太陽光発電システムを採用。 十分なスペースのデイルームを施設中央に配し、その廻りに諸室を計画して利用の便を図りました。 内装材として朝日村産のカラマツ板を使用し、温かみのある部屋になるように配慮しました。 地域交流拠点施設の内部はプランの変更も含め、全面的に改修。 両施設が村民の新たな福祉と健康の拠点施設として有効に活用されることを期待しています。 (外 観) (左:玄関ホール、右:デイルーム)