雷と建物


(避雷針:サーパス)

雷雨という言葉をよく耳にする季節です。
雷予報などもテレビのお天気情報でよく見かけます。

また、雷は夏のイメージがありましたが、
「冬季雷(とうきらい)」という言う冬の雷があり、
夏の雷の100倍ものエネルギーを放つ
「一発雷(いっぱつらい)」とも言われています。

先日、雷の被害について、スタッフから話を聞きました。

建築基準法では「避雷針」や「避雷導体」などが知られており、
高さ20mを超える建物は避雷設備が義務付けられています。

この避雷針(導体)は文字通り必ず雷が必ず落ちる場所ではなく、
雷を誘いやすい誘雷針(ゆうらいしん)と言うことで、
100%雷を受ける場所ではないということです。

たとえば、高層ビルの場合、離れた場所の雷が横からも
襲って来ることが分かり、通常の避雷針(導体)では防ぐことができません。
屋上の角や側壁が被害を受け、コンクリートが地上に落下する事故など、
雷による被害が発生しています。
皆さん高層ビルの近くで雷が聞こえたら、頭上にも気を付けてください。

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