【スタッフブログ】
突然ですが、鼻血が出たら、どんな方法で止血しますか?
ティッシュを詰めていませんか!?
実は、あまり効果がないそうです!!
応急処置というと、ケガを想像する方がほとんどではないかと思います。
外傷であれば手当てが必要ですよね。血がとまらなかったり、火傷や蜂などの虫さされ、捻挫。ひどい外傷であれば骨が折れてるかもしれないから、安全な場所へ動くことも困難かもしれません。
外傷で、せめて出来るのが、止血や捻挫であれば冷やすことですよね。
なんとなく覚えている処置の仕方、皆さんもいくつかあるかと思います。
身近に起こる応急処置について、スピーチで紹介されましたので、みなさんにもご紹介します。
★鼻血の止血方法は、小鼻(鼻の外側のふくらみ)を親指と人差し指で強くつかみ圧迫します。
まずはティッシュや脱脂綿などを詰めないで行います。
㊟ 小鼻より上の目頭や、鼻骨をつまむのは誤りです。
椅子に腰かけて、頭を軽く下げ(前にお辞儀をした格好)で、安静にします。
㊟ 上を向くと血を飲み込む恐れがあるので、絶対にやめてください。
そして、5~10分安静にし、様子を見ます。
ティッシュを詰めることも、出血が止まった後で詰め物を取ると、鼻の中の粘膜などをより傷つけてしまうので、再度出血してしまう可能性があり、直接的な止血効果はないのでオススメできないそうです。
“上を向て、首の後ろをトントン叩く”というやり方は、単なる俗説で、実際には何の効果もないそうです。強く叩くと首を痛める原因となります。
叩くという行動は、鼻血を止める効果のあるツボが首にあるといわれていることが由来かもしれませんね。
気になるその他の応急処置は、応急処置パート2でお話ししますね。
◆ご紹介している内容について、正確な医学的根拠に基づいたとは言えませんので、
ご自身での確認をお願いします。