皆さんはご家庭でカビや雑菌対策を意識した掃除をしていますか。
今回は梅雨時などは特に気をつけたいカビや雑菌の繁殖について、ご家庭で簡単にできる対策をご紹介します。
台所・シンクの雑菌対策
『シンクが汚い』という悩みは、汚れを放置してしまうために悪化しているケースが多いようです。
シンクにつく汚れは、お皿と一緒で、食材や油分がほとんどです。そのため、食器を洗ったあと、毎回簡単にスポンジと洗剤でさっと洗うと良いでしょう。
わざわざ分けようとすると面倒に感じてしまい継続できないので、筆者の家庭ではシンクも食器と同じという考え方で行っています。もともと汚れていなければ1分半ぐらいで終わります。
シンクが常に清潔に保たれていれば、洗った野菜なども直置きできます。
蛇口も常に水にさらされて湿気がある上、洗剤や食材などが飛び跳ねた際に付着しやすく、カビが発生しやすい部分です。蛇口を大きくひねって大量の水を流すだけでは取り除きにくいため、定期的にこすり洗いをする必要があります。
お風呂の雑菌対策
お風呂掃除は、浴槽内の清掃や空気の入れ替えなどは手が届きやすいですが、壁や床まで掃除するとなると毎日時間を確保するのは難しい方は多いのではないでしょうか。
なかなか掃除できないことがわかっている場合は、いかにカビを防止するかという考え方に切り替え、設計時に綺麗に保ちやすい素材を選べると理想的です。
手軽にできる方法として、最近ではカビ防止シールなども売っていますので、それを活用すると便利です。
日々のこまめな気遣いとしては、お風呂から出る時に壁や床の水垢や皮脂をお湯のシャワーで流したあと、水のシャワーで流し、室内温度を下げるのがカビ減少に効果的です。
洗濯機の雑菌対策
洗濯機の中にイヤなニオイがあったり、洗濯物を干すときに黒いカスがついていたりすることがあります。これは、洗濯槽の裏側についたカビなどが原因です。
乾いた衣類をしまう時にパンパンとすると飛び散ります。
対策として、3ヶ月に1回程度専用クリーナーを入れて回すだけで予防が出来ます。旧式でステンレス槽でない洗濯機はクリーナーでのメンテナンス回数を増やすなどで対応すれば良いでしょう。
また洗剤入れなどにも水滴はついているので、そういったものもその都度外して乾かすことで清潔に保てます。
床掃除と小物のアイディア
床をこまめに掃除する道具として、フローリング用ワイパーが一般的ですが、最近ではワイパーを収納するグッズも多く出ています。うまく入るスペースを設計段階で確保できると、室内がなおすっきりと感じられると思います。
また玄関先に置くことの多いスリッパですが、重ねると裏の汚い面がもう一方を汚してしまうので、
収納するときは写真のように置き方に注意すると、スリッパを清潔に保てます。
いかがでしたか?
以上、ご家庭で簡単にできる雑菌・カビ対策でした。