10月もあっという間に下旬となり山も秋めいて、紅葉の見頃となりました。
松本は上高地や松本城と、赤く色づいた紅葉が映える名所ばかりです。
皆様も是非一度紅葉狩りにお出かけなさってみてはいかがでしょうか。
先日は貴金属比に関するスピーチを聞きました。
貴金属比とは、『黄金比』等の安定感や美しさを感じさせる比率の総称です。貴金属比の種類は下記の通りです。
1.黄金比【比率、1:1.618(近似値)】
2.白銀比(大和比)【比率、1:1.414(近似値)】
3.白銀比(第2金属比)【比率、1:2.414 (近似値)】
4.青銅比【比率、1:3.302 (近似値)】
5.白金比【比率、1:1.732(近似値)】
6.第2黄金比【比率、1:2.618 (近似値)】
この中で一番耳にするのは、やはり黄金比ではないでしょうか。別名『中末比(ちゅうまつひ)』、『外中比(がいちゅうひ)』とも呼ばれ、安定感や美しさを特に感じさせる比率ということで知られています。諸説あるようですが、パルテノン神殿やピラミッド、凱旋門などの西洋の歴史的な建造物に多く使われているそうです。有名企業のロゴなど、様々な場所で取り入れられていることでも有名です。
その他に、日本人になじみ深い比率とされている『白銀比(大和比)』があります。この比率は五重塔や法隆寺、伊勢神宮などの日本の歴史的な建造物に使われている等の理由から、日本人には黄金比よりも、この大和比の方がしっくりくる方も多いようです。最近の大和比が使われた日本の大きな建造物ですと、スカイツリーが挙げられます。
こうした比率を覚えておくと、身の周りで比率が使われているものに気付けたり、美しい比率のものが作れたりと何かと役に立ちそうですね。
弊社でも建築物に積極的に取り入れ、使用される方々にとって、より使いやすく美しいものになるよう努めて参ります。